韓国で韓方ダイエットを考えるときの基本
韓国には、西洋医学の医師とは別に「韓医師」という国家資格があり、韓医院(韓方クリニック)で診療を行っています。韓方ダイエットは、体重や体型の悩みについて、体質・食生活・睡眠などを聞き取ったうえで韓方薬を処方し、必要に応じて鍼などのケアを組み合わせる考え方です。同じ「やせたい」という希望でも、体質や生活のリズムによって処方が変わるのが特徴です。
韓方ダイエットは、短い期間で体重を大きく落とすことを目指すものではなく、食事・睡眠・体質を整えながら続けていく考え方が基本です。そのため、旅行中の一度の受診で終わりにするのではなく、帰国後にどう続けていくかまで含めて計画することが大切になります。
体質の見立て(弁証)にもとづいて処方した韓方薬の効果と安全性を調べたシステマティックレビューでは、16件のランダム化比較試験をまとめた結果、対照群と比べて体重とBMIが減り、目立った有害事象の差はなかったと報告されています。著者らは、体質の見立てを生かした個別の処方の可能性に触れています。
また、韓方のダイエット処方で使われることのある麻黄(エフェドラ)を含む経口薬についてのメタアナリシスでは、BMIや体重、腹囲の減少が報告され、医療者が定められた量の範囲で処方し、経過を見ながら使う場合には重い有害事象のリスクは小さいと考えられるとしています。持病やお薬、カフェインへの敏感さなどを正直に伝えることが、自分に合った処方につながります。
候補として紹介するクリニック
ここでは、ダイエット韓方を診療の中心に掲げているCareTrip提携クリニックを紹介します。内容はCareTripの提携病院ページで公開されている情報をもとにしています。
アクロ韓方クリニック(CareTrip提携クリニック)
- 所在地:ソウル特別市 江南区 江南大路480(論峴洞)2階(新論峴エリア)。支店はなく、この場所だけで診療しています
- ダイエット韓方薬:30分ほどの相談をもとに個別に処方し、カプセルの形で出しています。減量の経過に合わせて1か月ずつ処方を見直すと案内しています
- アクロカット:部分的な皮下脂肪の悩みに対して、体型を考えながら行う薬鍼(やくしん)の施術
- アクロウェーブ:減量後のたるみの悩みに対して、超短波を用いて行うリフティングケア
- 痛みのケア:関節痛・慢性痛・交通事故の後遺症などに、鍼・吸い玉・薬鍼・推拿(チュナ)。1人用の治療室があります
- そのほか:体質に合わせた韓方薬、瓊玉膏(キョンオッコ)、共振丹(コンジンダン)など
- 体制:医療スタッフ4人で診療しています
- 診療時間:平日 10:30〜20:30(昼休み 13:00〜14:00)/土・日 10:00〜15:30
初診でダイエット韓方薬の処方を受ける場合、相談に30分ほど、検査・診療まで含めると1時間以上かかるとクリニックが案内しています。観光の予定を詰め込みすぎず、時間に余裕のある日を選びましょう。日曜日も診療しているため、週末を使った短い滞在でも日程を組みやすいクリニックです。
痛みのケアの診療も行っているため、ダイエットの相談とあわせて、肩や腰の不調について聞いてみることもできます。1人用の治療室で施術を受けられる点も、人目が気になる方には過ごしやすい環境です。


相談で確認したい5つのこと
1. 処方の内容と飲み方
どんな目的の処方なのか、1日に何回、いつ飲むのかを確認します。飲み忘れたときの対応も聞いておくと安心です。
2. 体調の変化が出たときの対応
胃の不快感や眠りにくさなど、飲み始めに気になる変化が出たときにどうすればよいか、どこへ連絡すればよいかを確認しておきましょう。
いま飲んでいるお薬と一緒に飲んでよいかどうかも、この場で確認しておくと安心です。
3. 処方の期間と次の処方
アクロ韓方クリニックは1か月ずつ処方を見直すと案内しています。2か月目以降をどう受け取るのか、経過の相談をどの方法で行うのかを聞いておきます。
4. 施術を組み合わせるかどうか
薬鍼やリフティングケアを組み合わせる場合は、滞在中に受けられる回数と、施術後の過ごし方を確認します。
5. 日本へ持ち帰るときのこと
医薬品を日本へ持ち込む場合は、量や種類によって日本側のルールがあります。処方を受ける前に、持ち帰る量と形状(カプセルなど)をクリニックに確認し、必要に応じて厚生労働省の案内も確認してください。
旅程(滞在日数)の考え方
韓方ダイエットの初診は、手術のように長い滞在を必要とするものではありませんが、相談と検査に時間がかかります。到着日の夕方や帰国日の朝に詰め込むのではなく、滞在の前半に初診を入れ、処方の受け取りまで余裕を持たせるのがおすすめです。
薬鍼やリフティングケアを組み合わせる場合は、施術の日を初診と分けるかどうかも相談しておきましょう。平日は夜まで、土日も午後まで診療しているので、観光や他の予定と組み合わせやすい時間帯を選べます。
処方された韓方薬をスーツケースに入れるか機内に持ち込むか、保管の温度に注意が必要かどうかも、受け取りのときにクリニックへ確認しておきましょう。
CareTripでできること
CareTripは、韓国のクリニック受診を日本語でサポートする医療旅行サービスです。提携クリニックのアクロ韓方クリニックについては、LINEでの事前相談、予約、受診当日の通訳、帰国後の経過確認まで日本語でご案内します。
問診では、体質や生活のことを細かく聞かれます。通訳がつくことで、気になる症状やお薬のことも日本語のまま伝えられます。日程の相談からでも、LINEで気軽にご連絡ください。
よくある質問
初診にはどのくらい時間がかかりますか?
アクロ韓方クリニックは、初診でダイエット韓方薬を処方する場合、相談に30分ほど、検査・診療まで含めると1時間以上かかると案内しています。
韓方薬はどのくらいの期間分を処方されますか?
アクロ韓方クリニックは、減量の経過に合わせて1か月ずつ処方すると案内しています。2か月目以降の受け取り方は事前相談で確認しましょう。
持病があっても相談できますか?
持病や飲んでいるお薬は処方を決めるうえで大切な情報です。お薬手帳などを用意し、問診で正確に伝えてください。
韓方薬を日本へ持ち帰ることはできますか?
医薬品の持ち込みには量や種類によって日本側のルールがあります。処方を受ける前にクリニックに量と形状を確認し、厚生労働省の案内もあわせて確認してください。
こんな方はLINEでご相談ください
- どの施術が自分に合うか分からない
- 旅行日程の中で受けられるか確認したい
- 韓国語の説明や同意書が不安
- 帰国後のケアまで日本語で相談したい
- Efficacy and safety of anti-obesity herbal medicine focused on pattern identification: A systematic review and meta-analysis. Medicine (Baltimore). 2022. PMID: 36550880
- Efficacy and safety of ephedra-containing oral medications: a systematic review, meta-analysis, and exploratory dose-response analysis for weight reduction. Front Pharmacol. 2024. PMID: 39539620
- CareTrip 提携病院ページ(アクロ韓方クリニック)
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としています。施術の可否・方法・回復期間は医師の診察により異なります。